みなさま、こんばんは。今日は先週参加してきた講習会のことを書きます。

先週、CLT講習会に参加してきました。会場は福知山の三段池公園の武道館会議室。

CLTとはCross Laminated Timberの略称で、ひき板（ラミナ）を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。（日本CLT協会より引用　詳しくはhttp://clta.jp/clt/）

大規模な木造建築にこのCLTをどんどん使っていこうという計画のようです。
私は、木造住宅にこれがどのように活用できるのか、今後日本の住宅の大きな流れがどうなっていくのかヒントがあるかと講習会に参加しました。
大手の軽量鉄骨系HMがCLTに大いに興味があるそうで、見学が多いそうです。
これで１部屋ごとにユニット部屋を作って、現場に部屋の箱を持ってきて家にする。近い将来そうなっていくような気がしました。
森林大国の日本では、木材がどんどん育って行ってますが有効に利用されていません。
マンションや、公共の建物もRC造ではなくCLTで作って木材利用を増やしたいそうです。

私が個人的に知りたかったのは、木造住宅にCLTはこれからどれぐらい関わってくるのか、現在の在来工法にCLTは部分的に使えるのか（屋根や壁、床など）。
まだ実験段階ですが、これから増えて来る材料だろうと思います。ただ、その仕事は「大工作業」というより「パネル建て工」で仕事のやりがいの点では面白くない仕事になりそうです。そんな事は大工の個人的な意見でして、住む人が短工期で快適に暮らせるならそれでもちろんいいと思います、森林の有効活用にも貢献します。

今週の月曜には、今年も舞鶴赤れんがハーフマラソンを走りました。季節はずれの暑さに完全に負けました。昨年より２０分も遅いタイムでゴールになんとかたどり着きました。終わってからの恒例の打ち上げも楽しかったです。いい肉と生ビールをたくさんいただきました。（準備してくれたＪとＮ、打ち上げ場所提供のＩありがとう！）
後日、写真を頂きました。よろよろで折り返し地点のところを撮影してもらいました。給水と写真いただきありがとうございました。

人との縁は不思議なものです。まさか、あの時の。あの場所で。など意外なところや、意外なことで知り合いになったり仲良くなったり。
一度は意見が分かれて会わなくなっても時間の経過でまた会うようになったり。いつどこで何があるか分かりません。人との出会いはいつでもどこでも大切にしています。

それでは、今日はこのへんで。