神社の覆屋の土台交換工事をしました。
2020年10月8日（木） 22:38 | ブログ
地域のひとびとがとても大事にされている神社です。
昨年に引き続き、（去年は、本殿の土台と床、壁板など交換しました。）
今年は、本殿を風雨から守っている覆屋の腐食した土台交換工事です。
本殿の時は、曳家さんによる本殿全体のジャッキアップがあったので土台の交換はやりやすかったのですが、
今年の覆い屋の工事は曳家さんに依頼せずに片側ずつ持ち上げて１本ずつ交換しました。
土台は腐食が進み、柱は浮いています。とても頼りない状態です。
横方向の土台は、ゆがみが激しいですが裏手の土台よりは生き残っています。
取り外した土台。長年ご苦労様でした。腐食が進んでいてパラパラと崩れます。
柱は、ケヤキで、まだまだしっかりしていた。慎重にジャッキをおろして。
とおし貫と壁板は、来週の台風過ぎてからやりかえます。
これで足元がかなり頑丈になりました。あれだけ土台が傷んでいて、よく今までの台風に耐えてきたものです。
弊社の近隣の神社で何社もこうして工事依頼をいただけることはとてもありがたいお話です。
地域の皆様から一層の信頼をいただけるようにこれからも丁寧に仕事をさせていただきます。